a と the の使い分け【表とともに簡単説明】
“a”や”an”、”the”の使い分けは、多くの非ネイティブ英語話者がつまずくところだといえるでしょう。これらのような冠詞は日本語にはないので、感覚的に理解するのが難しいと思われる方も多いと思います。
今回は表を紹介すると同時に、簡単に解説いたします。
冠詞とは名詞の前につけるもの
“a”や”an”や”the”などの冠詞は、名詞の前につける品詞で、数や性格などを示します。
その名詞がどのようなものかによって付ける冠詞が決まってきます。また、冠詞がつかない場合もあります。
上記表のpdfを用意しました。
どのような名詞を説明したいですか?
まずは、その名詞をどのように表現したいかによって、3つのカテゴリーに振り分けます。
①一つの特定のもの
②あるまとまりのうちの特定されてない1つ
③あらゆるケースの中で代表的なもの
①【一つの特定のもの】は、
∟①-1・2
1つでも複数でも「the」がつきます。
→the man(その男), the fish(その魚), the cups(それらのカップ)
∟①-3:
固有名詞(人名・地名・国号など)には冠詞がつきません。
→Mickey, Tokyo, Japan など。
②【あるまとまりのうちの特定されていないもの】は、
∟②-1
不可算名詞や複数形のものには冠詞はつきません。
→water, coffee など
∟②-2
数えることのできる名詞の単数は、子音で始まるものは「a」、母音で始まるものは「an」がつきます。【特定されない1つのもの】
→a man(男), an apple(りんご)
③【あらゆるケースの中で代表的なもの】は、
∟③-1
不可算名詞や複数形のものには冠詞はつきません。
→singing, animals, など
∟③-2
数えることのできる名詞の単数は、そのカテゴリーや概念などを代表する表現として「the」がつきます。(一つを特定しているわけではありません)
→the machine(その機械), the animal(その動物), the organ(その期間) など。