日本の歴史年表 無料ダウンロード
正しい比率の歴史年表
世界地図や見本地図同様に、年表が頭に入って入れば歴史は理解しやすく、楽しく勉強できます。
ドラマや漫画などで歴史的なものに触れた際に年表が目の前にあれば、長い歴史のどのあたりの出来事なのかがわかり、時代の感覚が身に着きますし、より理解も深まります。
ところが、よくある歴史年表では比率が部分的に小さくされているものが多くあります。
よくある年表
単純に年号などを順番に覚えていくだけならばこれでも良いのかもしれません。でも歴史とは単純な情報の詰め込みではなく、頭の中で”感じて学ぶ”ことがとても大切だと考えています。
表とはまさに見て感じるもの。この違和感のある年表を毎日見て過ごす子どもはどう感じてしまうのか、想像すると恐ろしくなってしまいます。
そして、日本の歴史とその流れを正しい比率で表した歴史年表は意外にありませんでした。そこで自分で作ってみることにしました。
制作にあたっては、日本に人類が到達したとされる3万8千年前から現在に至るまでの流れを正しい比率で表すこと徹底し、歴史の流れを見て感じる年表づくりを目指しました。
また、低学年の子供にも理解しやすくするためのシンプルなバージョンも用意してみました。
A4のサイズでプリントできますが、A3サイズに2倍に拡大してプリントしても見やすくなると思います。
子どもたちが「これはこの辺りの時代のお話だ」と確認し、イメージしやすいように、トイレやリビングのテレビ脇などにはって使ってみてください。 気付いたことや、新しく覚えた知識などを、付箋などを使ってどんどん書き込むのもおすすめです。
日本のはじまりについて
現在のところ、日本列島には原人や旧人は存在していなかったと考えられています。
30万〜20万年前にアフリカで誕生した現生人類(ホモ・サピエンス)が、3万8千年前ごろの氷河期に、陸続きだったサハリン→北海道や、朝鮮半島→津島、台湾→沖縄の3つのルートで初めて日本列島にたどり着いた最初の人類(はじめ人間)だと考えられています。
2009年、島根県出雲市の砂原遺跡では、11〜12万年前の地層から石器が出土され「日本最古の遺跡」として注目されています。 また最近、中国の黄河文明(約9千年前〜)よりさらに古い、約1万6千年前ごろの長江文明の発掘などが話題になっています。
日本国内の歴史も、はたして現在の定説が覆されることになるのか、期待したいものです。
日本の歴史のほとんどが原始時代だった
日本歴史年表の上部の表(3万8千年前〜現在)をみると、日本の歴史の歴史の約9割ほどが、旧石器から古墳時代にかけての原始時代だったことがよく分かります。
そして、古代から近・現代に至る日本の歴史的記録は、約2千年前ごろからの西暦に集約されていることが、下部の表を見て感じていただけると思います。
また、平安時代って思ってたよりも長いのが(江戸時代の約260年間よりも)、個人的には意外でした。歴史区分ごとの勉強内容のボリュームで、勝手にイメージしてしまっていたのかも、、と反省しました。
1件の返信
[…] に分けて画像で見ていただけるようにしました。pdfも用意しましたので興味のある方は<時代年表>と一緒にプリントして、並べたりくらべたりしてみてください。よりイメージしやす […]